D2C商品企画開発のためのワークショップを3回にわたり開催
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
2022年2月下旬より3回にわたり開催した「D2Cワークショップ~本気の挑戦者募集 Lean Startup~」(主催:こまき新産業振興センター)が、同3月23日(水)に修了いたしました。
今回の記事ではこのワークショップの概要、製品案の優秀者様の紹介などさせていただきます。
※「D2Cワークショップ~本気の挑戦者募集 Lean Startup~」開催概要へのリンク
製品プロデューサーの星野泰漢氏が講師に
D2Cセミナーの講師を務めたのは製品プロデューサー・デザイナーの星野泰漢氏。
東芝デザインセンターを経て株式会社Ginger Design Studioを設立し、技術とデザインの視点から新しい製品・サービスの開発やプロモーションを手掛けています。
D2Cワークショップの講座内容
D2C(Direct to Consumaer:生産者から一般消費者への直接販売)をテーマに、アイデア出しから製品考案と発表までを3回にわたり開催したものです。
サブテーマとして「Lean Startup(リーン・スタートアップ)」を掲げ、コストをかけず最小限のサービス・機能の製品を短期間で企画・作成することをコンセプトに、星野講師が講義・指導を行いました。
リーン・スタートアップは製品開発とマネージメントの効率的な手法の一つとされ、生産効率にフォーカスして無駄を排除したスタートアップの一形態でもあります。
※リーン・スタートアップについては下記WikipediaのURLリンクをご参照ください
D2Cワークショップ講座の日程と内容
全3回の講座内容は下記の通りです。
いずれも180分程度の枠で行われています。
「マシュマロ・チャレンジ」でチームビルディング
ワークショップの第一回は、スパゲッティとマシュマロを組み合わせた建造物でどこまで高く作れるかをチームで競う「マシュマロ・チャレンジ(=スパゲッティ・チャレンジとも)」というチームビルディング手法も取り入れた、ユニークな内容のワークショップとなりました。
※マシュマロ・チャレンジについては下記URLリンクをご参照ください
希望する企業には伴走型支援の費用半額を補助
今回のワークショップでは、もう一つ新たな試みを行っています。
最終日の製品事業案の発表において高い評点を得て支援を希望される企業様を優先に、製品の具現化に向けた外部コンサルティング企業からの8カ月間の伴走型支援費用に対して、こまき新産業振興センターから半額分の補助を行うというものです。
伴走型支援には外部デザイナーによる製品デザイン案の起草、クラウドファンディング出展へのサポートやメディアへのPRといったマーケティング面での支援などが含まれています。
D2Cワークショップには8社10名が参加
今回のD2Cワークショップへの参加者人数は8社10名。
小牧市内の製造業を中心とした企業様から、商品の企画、経営部門のお立場の方に参加いただきました。
サブタイトルに「本気の挑戦者募集」と入れたことからも分かるように、参加費を徴収させていただいています(配布のマーケティングの参考書も含む)。
いずれの参加者様も意識が高く、各ステージのアイデア発表において具体性もレベルも高い議論が交わされていました。
最終回の発表においても、少なくない参加者様がクラフトマンシップを発揮。
製造業の参加者も多く、その技量を活かした試作品を持ち寄り、発表に臨んでいただきました。
製品案評価の最優秀賞はジャパンテクノの山内智也さんに
ワークショップの最終日には、参加者全員で自社の技術・体制で実現可能と思われる製品案を発表しました。
各自の持ち時間の中で製品コンセプトや製造体制、ターゲットなど定めた上で試作品の開示も交えて発表が行われています。
これに対して講師の星野氏ほか審査陣による講評、評点を加えた優秀案の審査を行いました。
この審査結果を踏まえ、今D2Cワークショップの製品企画案の優秀賞を選考。
完成度の高い試作品を持ち込んだジャパンテクノ株式会社(岩田雅一 代表取締役)の山内智也さんが、最優秀賞を受賞しています。
製品開発&マーケティング関連のワークショップを今後も開催予定
こまき新産業振興センターでは、今回開催したようなマーケティング関連のワークショップを今後も継続開催していく予定です。
D2C、マーケティングに関する情報提供も行っております。
併せて、このような内容のセミナー・講座を開催して欲しいというご意見・ご要望もいただければ幸いです。
お問い合わせ、ご要望ほかございましたら下記お電話もしくは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
今後ともこまき新産業振興センターをよろしくお願いいたします。
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