令和4年度「D2Cワークショップ」修了のご報告

令和4年度「D2Cワークショップ」修了のご報告 トピックス
令和4年度「D2Cワークショップ」修了のご報告

3年度に続きD2C商品企画のワークショップを開催

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

2023年2月中旬より3回にわたり開催した”「令和4年度「D2Cワークショップ」~本気の挑戦者募集 Lean Startup ~」”(主催:こまき新産業振興センター)が、同3月9日(木)に修了いたしました。

3年度に続きD2C商品企画のワークショップを3回にわたり開催平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

3年度に続きD2C商品企画のワークショップを3回にわたり開催

今回の記事では令和3年度に引き続き開催されたこのワークショップの概要、製品案の優秀者様の紹介などさせていただきます。

※「令和4年度「D2Cワークショップ」~本気の挑戦者募集 Lean Startup ~」開催概要へのリンク

令和4年度「D2Cワークショップ」~本気の挑戦者募集 Lean Startup ~
Lean Startupをテーマにした令和3年度のD2Cワークショップを今年度も開催します。前年度に引き続き、最終日の製品発表を経て優秀さを認められた企業様への補助も決定。新事業を興す挑戦者の本気を支援いたします。

製品プロデューサーの星野泰漢氏が講師に

令和4年度のD2Cワークショップでも、前年度開催時に好評をいただいた製品プロデューサー・デザイナーの星野泰漢氏が、講師を努めています。

東芝デザインセンターを経て株式会社Ginger Design Studioを設立。技術とデザインの視点から新しい製品・サービスの開発やプロモーションを手掛けています。

講師:Ginger Design Studio代表 星野泰漢氏

講師:Ginger Design Studio代表 星野泰漢氏

D2Cワークショップの講座内容

D2C(Direct to Consumaer:生産者から一般消費者への直接販売)をテーマに、アイデア出しから製品考案、製品企画と発表までを3回にわたり開催しています。

サブテーマとして「Lean Startup(リーン・スタートアップ)」を掲げ、コストをかけず最小限のサービス・機能の製品を短期間で企画・作成することをコンセプトに、星野講師が講義・指導を行いました。

リーン・スタートアップは製品開発とマネージメントの効率的な手法の一つとされ、生産効率にフォーカスして無駄を排除したスタートアップの一形態でもあります。

※リーン・スタートアップについては下記WikipediaのURLリンクをご参照ください

リーンスタートアップ - Wikipedia

D2Cワークショップ講座の日程と内容

全3回の講座内容は下記の通りです。

  1. 座学、グループワークでのアイデア出し、個人でのアイデア再考と発表
  2. 座学、製品のビジネスモデル立案と検証、アイデア発表
  3. アイデアの最終発表と審査陣からの講評、優秀賞の選出と表彰

いずれも180分程度の時間枠で行われています。

「マシュマロ・チャレンジ」でチームビルディング手法を学ぶ

「マシュマロ・チャレンジ」でチームビルディング手法を学ぶ

「マシュマロ・チャレンジ」でチームビルディング手法を学ぶ

ワークショップの第一回では、スパゲッティとマシュマロを組み合わせた建造物でどこまで高く作れるかをチームで競う「マシュマロ・チャレンジ(=スパゲッティ・チャレンジとも)」というチームビルディング手法も取り入れた内容となりました。

※マシュマロ・チャレンジについては下記URLリンクをご参照ください

日本マシュマロチャレンジ協会
日本マシュマロチャレンジ協会では、マシュマロチャレンジ公式キットのレンタルと、講師派遣によるチームビルディング研修を行っています。

優秀賞の企業・団体には伴走型支援の費用半額を補助

今回のワークショップでは、昨年度と同様に事業案の優秀者上位2者に対して伴走型支援費用の半額補助を行います。

最終日の製品事業案の発表において高い評点を得て支援を希望される事業者様を優先に、製品の具現化に向けた外部コンサルティング企業からの8カ月間の伴走型支援費用に対して、こまき新産業振興センターから半額分の補助を行うというものです。

伴走型支援には外部デザイナーによる製品デザイン案の起草、クラウドファンディング出展へのサポートやメディアへのPRといったマーケティング面での支援などが含まれています。

令和3年度のD2Cワークショップの伴走型支援対象企業様であるダイキ精工様とゴトウ容器様が開発に取り組んだ製品の中間発表会は、令和4年12月に開催されています。

【D2Cセミナー】小牧市内製造業とデザイナーコラボによるチャレンジ発表会
令和3年度開催のD2Cワークショップを経て新製品の開発に挑んだ小牧市内の2社が、協業したデザイナーとともに開発エピソード、製品のお披露目を行います。D2Cに挑んだ企業様の貴重な経験談を伺える機会です。今セミナーへのご参加をお待ちしております。

D2Cワークショップには6組織8名が参加

今回のD2Cワークショップへの参加者人数は6組織8名。

小牧市内の製造業やサービス業の企業様から、商品の企画、経営部門のお立場の方に参加いただきました。

今年度も参加費を徴収させていただき、文字通り「本気の挑戦」を促しています。

いずれの参加者様も意識が高く、各ステージのアイデア発表において意欲的な議論が交わされていました。

伴走型支援対象企業から現在の状況も共有

ワークショップの最終日には、前年度の令和3年度のD2Cワークショップで伴走型支援対象となったダイキ精工様とゴトウ容器様から、現在の製品開発の取り組みについて現在の状況を共有していただきました。

併せて、伴走型支援を行う株式会社AMN(安城市、原渉社長)から支援メニューと製品開発の先にあるクラウドファンディングに関する説明、小牧市商工振興課から製品開発後のもう一つの出口ともなるふるさと納税への返礼品案内も、それぞれ行われています。

製品案評価の最優秀賞は彩祝やの片岡さんに

同じく最終日には、参加者全員で自社の技術・体制で実現可能と思われる製品案を発表。

各自の持ち時間の中で製品コンセプトや製造体制、ターゲットなど定めた上で試作品の開示も交えて発表が行われています。

これに対して講師の星野氏ほか審査員による講評、評点を加えた優秀案の審査を行いました。

この審査結果を踏まえ、今D2Cワークショップの製品企画案の優秀賞を選考。

実現性の高い製品案を披露した彩祝やの片岡幸代さんが、最優秀賞を受賞しています。

次点となる優秀賞には、サンダイ技建株式会社の加藤鐘三社長の案が選出されました。

製品案評価の最優秀賞は彩祝やの片岡幸代さんに

製品案評価の最優秀賞は彩祝やの片岡さんに

製品案評価の優秀賞受賞者
最優秀製品案: 彩祝や/片岡幸代さん
優秀製品案 : サンダイ技建株式会社/加藤鐘三さん

製品開発&マーケティング関連のワークショップを今後も継続開催

こまき新産業振興センターでは、今回開催したようなマーケティング関連のワークショップを今後も継続的に開催していく予定です。

D2C、マーケティングに関する情報提供も行っております。

併せて、このような内容のセミナー・講座を開催して欲しいというご意見・ご要望もいただければ幸いです。

お問い合わせ、ご要望ほかございましたら下記お電話もしくは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

こまき新産業振興センターへメールでお問い合わせ

 

今後ともこまき新産業振興センターをよろしくお願いいたします。

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