令和5年度に小牧市が行った、中小企業デジタル化支援補助金で採択された市内事業者様の導入事例を紹介しています。
このページでは、ラーメンのチェーン店を運営する有限会社T’S8様が導入した、省人化・自動精算システムの紹介となります。
有限会社 T’S 8 様
有限会社T’S8様(今井辰巳社長)は小牧市民会館の北東、国道155号線沿いにあるラーメンのチェーン店舗を運営されています。
デジタル化補助金の申請動機
T’S8様が運営するラーメン店の店舗運営の現場では、主に以下のような課題が生じていました。
1.と2.の手書き注文については注文決定までの時間に加え、聞き違いや伝票記載ミスなどが含まれています。
3.と4.のレジをはじめとした会計に関連するにおいても手入力によるミスや、毎日の会計締め作業における違算原因の調査などで発生する人的かつ時間的なロスの解消は、喫緊の解決課題でもありました。
タブレット注文と自動精算システムを導入
こういった課題の解決のため、店頭の注文が厨房に即時通知されるタブレットでの注文形式や、料金の自動精算装置が一体となったシステムを導入。
これによりお客様一人あたりの待ち時間が20%以上短縮するとともに、記載間違いや伝票記載ミスに起因する注文取り違えが、ほぼ皆無となっています。
加えて自動精算機でレジの人的・時間的なロスやミスの削減効果も大きかったようです。
毎日の会計締めにおいても違算がほぼ無化できたことにより、作業の簡素化とスタッフ負担の大幅な軽減を実現しました。
副次的な効果として、スタッフからの声として働きやすさが改善されたという実感があり、離職率の低下にもつながるのではないかという見通しを今井代表取締役様から伺いました。
有限会社T’S8の事例紹介は、以上になります。
令和5年度小牧市中小企業デジタル化支援補助金の基本情報や、別の事例は下記リンクからご参照ください。
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